森山 将吾

(A)研究テーマ

「学習者の回答の時系列変化を捉えるレスポンスアナライザの開発」

(B)研究概要

学習者は何がきっかけで意見を持った,または学習者の意見が変化したのであれば,どういったタイミングで変化したかを分析する.

その分析結果により更に良い学習支援のアプローチを行うことができると考え,学習者の回答の時系列変化を捉えるレスポンスアナライザの開発をおこなった.

(C)研究内容

キットビルドマップシステムを用いた授業はマップを使用しない授業に比べ,学習者に対して有効な学習支援が行えることが分かっているが、

そのうち具体的に何が学習者の理解に対して有効であったのかが分析できていなかった.

そこで本研究では学習者の解答を時系列で捉えるレスポンスアナライザを開発した.

(D))調査文献リスト

[1] Novak, J.D., & Canas, A.J. :“The Theory Underlying Concept Maps and How to Construct Them”, Technical Report IHMC CmapTools 2006-01(2006).

[2] 山崎和也,福田裕之,平嶋宗,舟生日出男:“キットビルドマップシステムによる概念マップを用いたインタラクションとその実験的評価”,人工知能学会全国大会(第24回)2F1-2 (2010)

[3] 石田耕平,山﨑和也、福田裕之,舟生日出男,平嶋宗“概念マップ作成方式による記憶への効果の比較”,人工知能学会61回先進的学習科学と工学研究会